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■お正月の豆知識
【お正月とは】
お正月には年神という年の神様が各家に訪れ、年が新しく生まれ変わります。農耕生活を中心としていた日本人は、農耕の神様でもある年神をもてなすことで、一年の豊作を祈ってのです。

【門松と七五三(しめ)飾りの意味】
門松は年神の最初に降りてくる目印の役割をし、七五三飾りは、祓い清められた領域を示すものです。

【鏡もちの意味】
各家にお迎えしている年神にお供えするためのもので、もちを重ねることは魂を重ねることに通じ、その上に橙をのせて「代々」子孫が繁栄しますようにという願いがあります。
もちの下に敷く裏白には裏も表もない正直さと長命が、昆布には喜ぶ、もちの上に飾る干し柿には万物をかき集めるなど、各々に意味があります。
ちなみに、1月11日に行う鏡開きは、お供物を食べることによって一年間の健康と開運を祈願します。

【お屠蘇の意味】
元は中国の「供薬の儀」からきていて、一年の邪気を払い、寿命を延ばすという薬草をしみ込ませたお酒のことです。
主人から杯をとり順に回して飲みますが、所によっては年少者から飲むという風習もあります。

【お雑煮の意味】
年神様に供えた食物を煮て食べたことに由来すると言われ、元日から3日にかけて祝いの膳にお雑煮を添えます。「食い上げる」といって毎日1個ずつもちの数を増やすと縁起がいいとされています。

【食材の意味】
・栗きんとん
黄金色の小判をイメージし、財産がたまるようにという願いがあります。

・黒豆
黒には魔よけの力が有るとされ、まめ(勤勉)に働き、まめ(健康)に暮らせるようにという願いがあります。

・昆布巻
昆布は「喜ぶ」、巻は「結び」を意味しています。

・田作り
田畑の高級肥料として片口イワシが使われていた事から豊年豊作の願いがあります。

・数の子
卵の数が多いことから子孫繁栄の願いがあります。

・紅白かまぼこ
赤は魔よけ、白は清浄を意味しています。

・伊達巻
巻き物(書物)に似た形から、知識や教養、進化、文化を意味しています。

・海老
長い髭に曲がった姿から腰が曲がるまで長生きにと例え、長寿の願いがあります。

・紅白なます
お祝いの水引をかたどったもので、めでたさを意味しています。

・里芋
子芋がいっぱい付くことから、子宝にめぐまれるようにという願いがあります。

・れんこん
将来の見通しが良くなるようにという願いがあります。

・八つ頭
万事人の上に立てるようにと、出世の願いがあります。また、八の字に末広がりの意味もあります。

・錦卵
錦は財宝に通じ縁起のよさを意味しています。

【お重の意味】
伝統的なおせち料理の重詰めには五段重を使います。
上から順に一の重、二の重、三の重、与の重、五の重と数え、一の重には祝肴、二の重には酢の物と口取り、三の重には焼き物、与の重には煮物を詰め、五の重は控えとして何も詰めません。
四番目を「与の重」というのは、「し」が縁起が悪いと考えられているためで、五の重に何も詰めないのは、将来さらに繁栄し富が増える余地があることを示しています。
ちなみに近年では省略された三段重が利用されていますが、その場合、一の重には祝肴と口取り、二の重には焼き物と酢の物、三の重には煮物を詰めるようです。


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